石川産地

石川産地/加賀絹から炭素繊維まで

 北陸・石川県の石川産地はナイロン、ポリエステルなど合繊長繊維織物生産の約4割を生産し、編物も展開しています。スポーツ、アウトドア、カジュアル、裏地のほか、非衣料分野としてカーシートやカーテン、繊維資材などの分野に商品展開し、炭素繊維織物にも注力しています。

 加賀絹の発祥地といわれる石川県の小松織物産地は4世紀に製織技術を取得しており、室町時代には足利将軍に加賀絹を献上しました。明治になって紋織物に力を注ぎ、現在は合繊後染紋織物を生産しています。石川県は平成2年に「繊維リソースセンターいしかわ」を設立し、石川県繊維協会と一体となって、業界の支援事業を行っています。下請け加工業態からの脱却を目指して企画提案力を強化し、川下業界へのアプローチにも積極的に取り組んでいます。