富山産地

富山産地/高伸縮性生地が得意

 北陸地方の富山産地は明治以前に絹、綿、麻の製織を行っていました。これをベースに、合繊織物やニット生地の生産地として発展してきました。編み物は1930年代にトリコット機を導入したのが始まりです。1950年代からは経編みの高伸縮性を活かした水着、レオタード、スポーツウエアのほか、産業用資材(カーシート・建築内装材)などにも用途を広げて生産。経編み機の設置台数は全国の半分を占めるといわれており、高伸縮生地を得意とします。織編、染色、縫製、加工業などが産地に集積しています。

 産地の得意とするトリコットはニットのストレッチ性や通気性を有しながら、織物のハリ・コシ、形状安定性を有します。また、切れ端がほぐれにくいのも特徴です。産地は価格競争の世界ではなく、差別化された高機能商品の開発に注力しています。